こんにちは。子育てパパ♡ママをほっこり笑顔にする子育てサポーターの小泉美智子です。
毎日の子育て、楽しんでいますか?
学校や幼稚園の冬休みが終わって、ホッとしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
冬休みは、24時間ずっと子どもと一緒にいるので、1人の時間は持てないし、自分がやりたいこともできない、となると子どものイヤな行動ばかりが目についてイライラモードに陥ったりして・・・
自分でもそんな自分が嫌になってしまいますよね。
子どもを産むと親になるけど・・・
親になったら子どもの事を最優先にして、子どものために生きていかなくてはいけないのでしょうか?
今まで自分が大切にしてきたこと、諦めなくてはいけないのでしょうか?
諦めなくていいんです!
■今まで自分が大切にしてきたこと、諦めないで!
お友達と楽しくランチをした日やご主人と二人でデートした日は、子どもに優しくなっている自分ていませんか?
逆に、ママ友とトラぶったり、ご主人とケンカをした日は、子どもに厳しくなっている・・・
だれでもそうなんです。
相手への対応、特に子どもへの対応はこちらの気分に左右されることが多いような気がします。
なので、
自分が気分のいい人でいることが子育てがうまくいくポイントのひとつ。
だから
自分が大切にしていることを諦めないで欲しいんです。
今までより回数が減るかもしれないけれど、続けられる方法を探ってみてください。
時間の使い方の工夫もあるでしょうし、
ご主人やまわりの人に協力してもらえばできるかもしれない・・・ですよね。
そのためには
普段からご主人やまわりの人との関係づくりを大切にしてくださいね☆
自分が自分でいられる、楽しめる時間を作ってみてください。
もっともっと子どもが愛おしくなるかもしれません。
ママが自分を大切にして笑顔でいる方が、子どもも笑顔でいられるのではないでしょうか。
人は誰でも笑顔の人と一緒にいる方がホッとして落ち着きますよね。
子どもも同じです。
■自分を大切にするということ
じゃあ
自分を大切にするってどういうことなんでしょう。
自分を優先すること?
自分がやりたい事をすること?
自分の思うとおりにすること?
それは
自分の気持ちを大切にすることなんです。
自分の中から湧き上がってくる自分の気持ちを大切にすること。
親だって人間だもの、色んな気持ちがあってあたりまえ。
きれい事ばかりは言っていられないですよね。日々の子育ては大変なんだから。
ここで大切なのは
日々自分の中から湧き上がってくる気持ちをどう表現するのかということ。
例えば、
ごみ袋2つと段ボールをマンションの9階から1階に運ぶとき、2歳のお子さんがついてきて
「三輪車に乗って行く」
と言ったらどう対応しますか?
ごみ袋と段ボールを両手で持っているので三輪車は押せません。
「押せないからダメ。」
「いつもそうなんだから、ダメだって言ってるでしょ」
「ママいま無理だから」
いろんな対応のしかたがありますが、これでは子どもはますます「ぐずぐずモード」になるか「泣きだす」なんていうことになりかねません。
講座を受講してくださった方はこんなふうに対応をしたそうです。
子ども:三輪車に乗って行く
ママ:さくらは三輪車に乗りたいのかぁ
子ども:うん、これ乗って行く
ママ:さくらが三輪車に乗ると、片手で荷物を持たなくちゃけなくて、手が痛くなっちゃうんだよ。
子ども:やだー!乗りたい!
ママ:乗りたいんだね。片手だと大変でさ、手が痛くなっちゃうから悲しいな
子ども:(15秒ぐらい考えて) 歩いていく
ママ:ありがとう。じゃ一緒に歩いて行こうね。
こんな展開になったそうです。
普段なら子どもを無理矢理三輪車から引き離していたので、子どもは大きな声で泣いて、ママはイライラしていたそうです。
だけど自分の気持ちをそのまま言葉で伝えたら、二人で仲良くごみを捨てに行けました。
同じ困った気持ちでも表現のしかたでこんなに違いがあるんですね。
■思いやりの気持ちが育つ
この方は、子どもが自分から「歩いていく」と言ってくれたのには正直びっくりして、2歳の子どもに思いやりの気持ちを感じたと言われていました。
どうしてママが困っているのかがわかると、どうしたらいいか子どもは自分で考えて、行動を変えやすいんですね。
ここで自分で考えられるので、思いやりの気持ちが育つんです。
子どもも大事だけど、自分も大事!
子どもを大切にするには、まずはママが自分の気持ちを大切にすることから。
お互いを大切にする親子関係を築き、そんな中で子どもの心を育て、考える力を伸ばし、子どもを自立へと促します。
そしてママも自分の人生を歩むことができます。
小泉美智子
親業訓練協会インストラクター
介護福祉士
品川八潮多世代交流プロジェクト「けめカフェ」代表
NPOふれあいの家おばちゃんち子育て支援サロン「にじっこ」責任者
シングルマザーで子育てに奮闘していた時「親業」に出会い、学び続けて23年。
介護も経験した今、「子育て」と「介護」は人生の中で1番大変なステージ、だけど1番大切なステージだと実感し、セミナー、講座、講演会などでコミュニケーションスキルをお伝えしています。
子育ての真っただ中で頑張っている人を応援しています!
介護の真っただ中で頑張っている人を応援しています!
座右の銘は「人生いつでもリターンマッチ」
『Smile can change this world』
小泉美智子HP: http://koaniani-communication.amsstudio.jp/
小泉美智子ブログ:http://ameblo.jp/oyagyo-de-smile/
小泉美智子FB:https://www.facebook.com/michiko.koizumi.16
親業訓練協会HP:http://www.oyagyo.or.jp/
▼親業の過去の記事
元ガミガミママ、今、親教育の専門家が伝える「親にとって大切なこと」