こんにちは、ママハピの谷平です。
何となく時代背景もあって、ママ起業だわママ支援だわママイベントだわ多くて、
「何が何だかわからないわ~」と思ってる方も多いのではないでしょうか?
・・・はい、弊社もよく言われました立ち上げ期は・・・(笑)
何にしても数が増えてきたら、「色んな質のもの」が出てくるのも事実です。
冷静に見極めたいですよね。
今回は、ママたちから口コミで聞いたり相談されたり、よく話題になる、
「こんなママ支援は危ない」を独断と偏見でピックアップしてご紹介します。
1.なぜか最初から高額な支払いで成功しますよと誘われるサービス
個人で小さく事業を始めるとなかなか思ったような時給と収入になるのは難しいもの。
なんだか正直苦しい。でもどこでどう勝負したらいいのか?
せっかく始めたしやめどきもわからない。パートとかバイト始めようかな?!
そういうモヤモヤ・不安のある時こそ注意。人の夢をカモにするサービスがあるようです。
何かにすがって簡単にビジネスが上手くいくなんてありません。
まずは自分の商品サービス価値を高める方が得策。
30万円払って稼げるようになったら世の中苦労ないです。
冷静に考えれば「絶対ありえない」といっても、心の底の不安を自覚していないと判断が狂うもの。
「お金を払えばすごくうまくいくかも!?」と数十万円を安易に払うのはやめておきましょう。
多くのママ起業家と呼ばれている女性が、無駄な投資と後悔を残しているようです。
2.稼げていないのに「起業支援」をうたう人や、運営側の自己満足
に見えてしまうという支援
起業支援が何となく流行していますが、実績や結果を残している人だからこそ
説得力があるもの。実は自分も思ったほど稼げてないことに子育て優先だから、
と体裁のいい言い訳を使いながらなぜか上から目線で起業アドバイスをしている、
というケースに対して、ママたちの悪評が時々聞かれます。笑
プライドが邪魔してしまって本人は言えないのかもしれませんが、
わかるオトナには見透かされているものです。ママは口コミが早いので怖いもの。
また、「肩書きがコロコロ変わっていて何がしたいのかわからない」「運営側
ばかり盛り上がっていて自己満足に見えてしまう。排他的。」という声も聞かれます。
支援する側も発信の仕方は気を付けたいものですね。
3.本業にいつまでもメリットが返ってこない
活動しているママたちからよく聞かれるのが、依頼に対して、
「PRになると言われ無償(格安)でお手伝いしたけど本業にメリットがなかった」
「出会いを増やしたい、地域貢献したいという気持ちだったけど
よくよく振り返ると報酬が本当に少なかった」
など、冷静に考えると納得のいかない待遇を受けたというものです。
もちろん、立ち上げ時に戦略的にそういった協力関係も有効な場合はありますが、
とにかく安売りをだらだら続けるのは、苦しい時期を長引かせるので禁物です。
ビジネスはwin-winが当たり前です。
何かに乗っかってやろうというだけでも相手に迷惑ですし、相手のメリットに
対して逆に自分も本質的に「いい価値交換」ができていないと本来はいけないもの。
自分が低くみられてしまって、実は相手にしかメリットのない話に使われていないのか?
を冷静に見極めて、時には交渉する必要があります。
もちろん、なんでも損得で判断すればいいというわけではありませんし
寛容さやあたたかさの関係、助け合いもとっても大切。ですが、
たとえ扶養内でも「事業者」であれば家族のために使った時間を家計に返してあげたいもの。
付き合う人・団体は慎重に選びたいところですね。
しっかいお互い会話することも信頼関係に必要だと思います。
逆に、難しいご依頼をした側は、すぐにはできなくても必ず恩返しをしようというwin-win
の姿勢がいい協働関係には必要ですね。
・・・参考になりましたでしょうか?
周りは意外とよく見ています。
常にセルフチェックもしていきたいものです。私たちも気を付けながら
「事業として成り立つママ支援」、「関わってくださった方に誠実な支援」
に向き合っていきたいと思います。
(株)ママハピ 代表取締役 谷平 優美
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