日本は最新統計では2060年には「2.5人に1人が高齢者」の社会になると
言われているのを知っていましたか?
いまママの再就職や転職でも注目されている介護業界の実際について、
株式会社リクルートキャリア ヘルプマンジャパン事業部の阿部さんにお話を伺いました!
Q. なぜいま介護業界が注目されているのでしょうか?
介護市場規模を示す統計数字として使われる「介護保険の総費用(介護保険に係る
事務コストや人件費などは含まない)」を見ると、
介護保険制度がスタートした 2000年度の3.6兆円から年々増加し13年間で約2.6倍も拡大。
今後も日本の高齢化は進むため、この“右肩上がり”は続くと予想されており、
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年度には、21兆円程度(!)まで
増加するといわれています。社会福祉法人が多い業界の中で、民間の参入もかなり増えています。
Q. 失礼ながら、体力・精神的にきつかったり離職率が高いイメージがありますが
実際はどうなんでしょう?
実は、未経験からお仕事を始める人が60%もいる介護業界。
介護職の約半分(50.2%)が「残業なし」と答えています。
正社員で夜勤があるところはもちろんありますが、雇用形態によっては日勤限定
もあったり、訪問介護スタイルだと時間限定だったりします。
働く人の約8割が女性で、子育てと両立するママもたくさんいるんです。
そして、離職率10%未満の事業者が約60%。
実は働きやすいところがたくさん増えているんですね。
※データ出典:(公財)介護労働安定センター「H24年度介護労働実態調査」
Q. 仕事のやりがいと大変さについて教えてください。
介護職は、子育て経験をいかせる仕事です。
高齢者の方が何を考えどう過ごしたいか察する力や先回りして考える
力は、子どもと日々向き合う母の強みにつながっています。
人生の最後をどう過ごすかに寄り添う場面もあります。
表裏一体で、何が起こるかわからないことに対応する柔軟さも求められる
大変さもあります。
人が好き、ホスピタリティをいかしたい、という方にはぴったりだと思います。
Q. 実際に働くママさんの声は?
例えばこんな声が寄せられています。
・未経験から飛び込みましたが研修もしっかりしていて楽しんでいます。
・家族の介護がきっかけでこの業界に入りました。イメージより働きやすく
毎日やりがいを感じています。
・事前に職場見学の機会があって、働くイメージが湧きました。
・介護福祉士という国家資格の取得を目指して日々頑張っています。
・介護のお仕事は全国どこでも必要とされるお仕事なので、
夫の転勤があったとしても、場所を問わず働き先を探せると思います。
HELPMAN JAPAN 阿部さん、貴重なお話ありがとうございました!!
介護にまつわる資格はいろいろありますが、長く働く上で資格取得をしたい方は
それぞれの法人の制度をチェックするとよいのだそうです。
資格取得がその法人内の学校でできる場合、ご自身で働きながら取ってください
という場合など施設・法人によってかなりさまざまだとか。
人の役に立ちながら中長期で働くを考えたい方は一度覗いてみてはいかがでしょうか?
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