本当に苦手なのは「魚」じゃない!?
子ども達にはお肉も野菜もお魚も、
たくさん食べて元気に成長してほしいですよね!
ただ、よく耳にするのが
「子どもが魚をなかなか食べない」
というママの悩み。
しかし、
子どもたちに苦手な理由をよく聞いてみるとこんな返事が。
「骨が刺さるのが怖い」
「食べるのがちょっと大変」
「骨がきれいに取れないの」
・・・・あれ、
魚の味とは関係ない理由がたくさん聞こえてきましたよ。
もしかしたら魚が苦手なのではなく、
魚の「骨」にも原因がありそうですね!
100円で買える、あの道具を使おう!
少しでも「イヤだな」と感じる部分があると
「キライ」に分類してしまいやすい子ども達。
だったら楽しみながらお魚を好きになってもらいましょう!
ここで、子ども達とチャレンジしてもらいたいのが「骨抜き」。
100円ショップでも売られていますし、
かかる時間は数分です。
ママが面倒と感じる作業も
子ども達にとっては楽しいイベントの一つ。
道具を持った時、
骨を見つけた時
スッと骨が抜けた時・・・、
子ども達にはこれも遊びの延長で
好奇心に溢れ、
驚いたり喜んだりと
目がキラキラしていますよ。
一緒に調理すると納得!
以前、魚が苦手と言っていたお友達と一緒に
「サバの味噌煮」を作りました。
煮込む前に、
本人が納得するところまで骨の処理をすることに。
目と指でゆっくりしっかり確かめながら
「もう大丈夫!」と自信満々。
さっきまで苦手と言っていたのに
試食の時は「美味しいー!」と完食してくれました。
食べれた理由を聞いてみると
「だって私がちゃんと骨取ったんだもん!」
と一言。
どうやら、
苦手の原因は魚の味じゃなかった様です!
骨を抜いただけで、魚が好きに変わるなんて、
ご家庭でもできる簡単な魔法ですよね。
楽しく食材とふれ合おう!
今回は骨が一つのポイントでしたが、
楽しく食材と関わる経験がすごく大切。
「私が作った!」
と食材そのものに愛着が湧き、
好きなものが増えていくはずです。
少しくらい身が崩れたっていいんです、
「ママがちょっとお手伝いするね」
と残った骨はそっとフォローすればOK!
「お魚が食べれたね!」
「骨が上手に抜けたね!」
「すごく楽しかったね!」
こんな声かけと一緒に
頑張りや楽しい時間を共有しながら、
食材を素敵な思い出やプラスのイメージでたくさん包みましょう!
そして、好きな食べ物と一緒に
子ども達の笑顔もたくさん増やしていきたいですね!
【プロフィール】
石動敬子(いしないけいこ)
キッズ食育トレーナー/青空キッチン大分坂ノ市スクール主宰
大分県在住。2児(2歳、6歳)の母。
「夜ご飯はお菓子が食べたい」という娘の一言がきっかけで、
これから自分の意思で食を選び始める子ども達に
食の大切さを伝えていきたいと考える。
子どもの食育スクール「青空キッチン」では
みんなが笑顔で楽しく食と関われるレッスンを日々心がけている。
また、大分県を中心に食育イベントなども開催し、
子どもに特化した食育活動を行う。
・HP:https://ishinai.jimdofree.com/
・ブログ:http://profile.ameba.jp/ishinai-keiko/
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