小企業にもできた「働き方改革」ということで、今回は僭越ながら、
ママハピの事例についてご紹介します。
言い方はよくないかもしれませんが、「ママさんは正直活用しづらい」と話す
企業経営者はまだまだ多いのが実態と感じています。
ママ支援をしているママハピですら、経営側としては非常に悩んだ時期も多々ありました。
ですが、弊社も過去の価値観を捨て、2017年後半から色々な取り組みをしました。
◆業務のやり方や資料を見直し
◆仕事の可視化、情報を一元化
◆それを元にスタッフ人数を増やし、週3-4回、10時から16時時短社員
のジョブシェア形式に変更
◆意思をもって時間外の業務は原則しない(時間内での成果追求)
などに取り組みました。
上記で該当求人も募集したところ、小さい会社であるにもかかわらず、
「時短のやりがいあるオフィスワークがない」と困っていた主婦さんの応募が
2日で30人以上あり、結果的に普通は採用できないキャリアやマインドのママ社員
が入社してくれ、今までで最も運営もうまく回りはじめました。
中小ベンチャー経営者さんで「大手じゃないし予算がないから」ですとか、
大手事業部長さんでも「うちは特別な業界職種だから」とおっしゃる方も多いですが、
私たちは上司・経営者が変わることで女性を経営にプラスに活用できるんだと
実感値をもてました。「人を責めるな、仕組みを責めろ」です。
もちろん個社事情はあると思うのですが、採用が困っていく時代だからこそ、
いつか、とか、うちは特別だから、と言わずに、ぜひできる1歩から始めてみて
頂ければ数年後に大きな差になると思います。
自社にあった施策を、ぜひ模索してみてはいかがでしょうか?
私たちもまだまだ模索中ですが、引き続き改善していきたいと思っています。
2018年2月 ママハピ事務局